柔道整復師・鍼灸師・歯科衛生士に共通してキャリアアップが図れる資格に「ケアマネージャー(介護支援専門員)」があります。
それぞれの資格取得後、5年以上の実務経験を積むと受験資格が得られます。
それではケアマネージャーの仕事について見ていきましよう!
ケアマネージャーとは?
正式名称は「介護支援専門員」で、2000年4月にスタートした「介護保険制度」のもと誕生した資格です。
ケアマネージャーの主な仕事は?
1 要介護認定の調査
2 要介護認定の申請代行
3 アセスメント(課題分析)
4 介護サービス計画(いわゆるケアプラン)の作成
5 利用者とサービス事業者の調整
6 介護給付費の管理
7 医師との連携(医療サービスを希望する場合)
利用者が最適なサービスを受けるために、ケアマネージャーは欠かせない存在です。介護についてのケアプランを作成することですが、働く場所によって仕事内容も異なります。
ケアマネージャーの資格取得のメリットとは?
1 キャリアアップが可能で仕事の幅が広がる(ケアマネージャー事務所を開業など)
2 給与がアップする(資格手当がつく場合があります)
3 勤務時間に融通がきく(自分でケアプランを組める)
ケアマネージャーの受験資格とは?
ケアマネージャーの試験を受験するためには、定められている業務(要援護者に対する直接的な援助業務のみが対象)について5年以上かつ900日以上の勤務実績が必要です。受験資格を満たして試験に合格し、介護支援専門員実務研修を受講し、修了するとケアマネジャーの資格を取得できます。
ケアマネージャー(介護支援専門員)の受験資格に該当する職種とは「国家資格」「生活相談員」「支援相談員」「相談支援専門員」「主任相談支援員」のいずれかです(国家資格には、歯科衛生士、はり師、きゅう師、柔道整復師が含まれます。)
介護分野で勤めている場合、ケアマネージャーへキャリアアップすると扱える業務の幅が大きく広がります。自分を大きく飛躍させるチャンスを広げましょう!