みなさん、こんにちは!
福島医療専門学校 入試広報課です◎
今日のブログでは、鍼灸科1年生のお灸の授業【基礎実技Ⅳ】をご紹介します♩
鍼・灸には、様々種類の道具・方法がありますが、
今回はそのうちの一つである「隔物灸(かくぶつきゅう)」の授業です(^^)
まずは、隔物灸(かくぶつきゅう)とは何か?
お灸には、「直接灸」と「隔物灸」という2種類の方法があります。
直接灸・・・直接肌にもぐさ(お灸)を乗せて燃やす方法
隔物灸・・・肌ともぐさの間に、生姜や塩、みそなどを置いて燃やす方法
これは、スライスした生姜の上にお灸を乗せた様子です。(すでに火をつけて燃やしたため黒くなっています)
え?生姜?
食べ物の、生姜?と驚いた方もいると思います!
そうです、食べ物の生姜なのです◎
生姜には体をたためる栄養成分があり、生姜を間に挟むことで、お灸の熱とともにもぐさの効能・生姜の栄養成分も合わせて施せる方法です。
他にも、ニンニクや塩、味噌などを間に挟む方法もあります。
さて、授業の様子を見ていきましょう!
まずは、知熱灸(ちねつきゅう)という円錐型の大き目のお灸を作ります。
こんな風に掌で優しく包んで・・・
ぎゅっと、少し力を込めたら・・・
ほら、できあがり。
みんなでわいわいしながら作ります。
同時に、先生が大量のニンニクと生姜を準備しています。教室中、食欲をそそる香りがしましたっ!
まずは先生のお手本です。注意点を交えながら丁寧に説明してくれます。
みんなじっと、集中!
さぁ、実践!自分たちでやってみましょう!!
お灸の実技は、じっくり慎重に。(パンフレット用撮影のためマスクを外して撮影しています。)
これは、塩灸です。1cmくらいに厚く盛った塩のうえに、お灸を乗せます。
意外に思われるかもしれませんが、鍼灸科の実技授業はとっても賑やかなんです。常に笑顔や、元気な声が飛び交っています。先生にも気軽に質問しやすい雰囲気です◎(パンフレット用撮影のためマスクを外して撮影しています。)
以上、授業紹介でした☺!